開催中の企画展
- 2024年3月14日(木)~7月17日(水)
橋本龍美展~妖怪と、ユーモアと、共感と、信仰と~
民間信仰や宗教に主題をとった“現代のお伽草子”ともいえる異色の日本画で知られる橋本龍美の展覧会です。夜を跋扈する妖怪たち、加茂の夜祭や町並み、野山を駆けめぐる動物たちなどを描いた作品には、市井の暮らしへの温かなまなざしと望郷の思いが感じられます。近年の再評価を受け、いま注目が高まる画家のおよそ50年前の代表作や集大成ともいえる作品を展示します。
Ryumi Hashimoto 1928―2016新潟県加茂市生まれ。独学により日本画の道に入り、32歳で上京。1955年新制作展に初入選('65, '66, '70, '71年新作家賞、 '66, '69, '70, '71年春季展賞)。'71年新制作協会日本画部会員、'74年創画会創立会員となる。第7回現代日本美術展コンクール賞、第15回シェル美術賞展佳作賞、日本国際美術展入選、日本画選抜展招待出品、山種美術館賞展出品など。'88年新潟県美術博物館、'97年調布市文化会館で『橋本龍美展』開催。2023年新潟県立近代美術館で『望郷の画家 橋本龍美展』開催。