開催中の企画展

- 12月14日(水)~平成24年3月13日(火)

新春の花 ~梅・椿を中心に~
新春の花をモチーフとした華やかな展覧会です。
梅と椿を中心に、辛夷、蝋梅、水仙など、早春の花々を描いた作品を一堂に会します。梅や椿は日本画では装飾的で豪華絢爛に表現されることの多いモチーフですが、古来より日本人の季節の行事の中で一番重要な新年を祝う厳かな気持のあらわれといえるでしょう。
本展では現代日本画最高の花鳥画家の1人である・牧進による長さ13メートルに及ぶ椿の大樹を描いた六曲一双の屏風「再喜樹宴」や、同じく牧進による光悦垣を描いた八曲屏風「庭春朗景」をはじめ、山本丘人、堀文子、岡信孝、黒光茂明、平松礼二、前本利彦、森田りえ子、岡崎忠雄、小林済ら現代日本画の実力作家たちによる花の秀作を展示します。
新しい日本画への挑戦 ~創画会系の画家群像~
「創造美術」「新制作協会日本画部」と名前を変えて今日に至る日本画の有力団体「創画会」は、戦後、閉鎖的で封建的なそれまでの日本画壇の在り方に一石を投じ、芸術創造の自由を謳いあげて1948年1月に出発しました。
本展では、この会に属して実験的、冒険的な仕事に挑み日本画壇を牽引してきた画家たちを紹介します。
創立会員で中心作家の山本丘人と吉岡堅二の屏風の大作を中心に、麻田鷹司、加山又造、工藤甲人、毛利武彦ら創画会を代表する物故会員や、現会員の稗田一穂、石本正、大森運夫、平山英樹、元会員の堀文子や近藤弘明、また一時創画会に属して活躍した小泉淳作、松下宣廉の作品をはじめ、岡崎忠雄、森田りえ子、平松礼二、柳沢正人、平岩洋彦ら新制作協会展や創画展に多く出品歴のある無所属作家たちの作品も併せて展示します。
和紙絵画の魔術~公益社団法人 日本和紙絵画芸術協会 創立25周年記念展~
「和紙絵画」とは、筆と絵の具を使わず、多彩な和紙のグラデーションと糊のみで造形世界を創り上げる新ジャンルのことです。日本には正倉院の『鳥毛立女屏風』を初めとして、絵画と工芸の接点が古くからありますが、「和紙絵画」は、見た目には筆で描いた日本画とまったく遜色のない色彩絵画を目指す点に、その大きな特徴があるといえます。
同会の四半世紀の独創的な歩みを祝して、全国の美術館に先駆けて初の試みとなる特別企画展です。


