【大涌谷】火山活動について 6月2日に専門家が調査しました。
2015.06.04
6月4日(木)箱根は爽やかな朝を迎えました。富士山もしっかりと見えています。
6月2日には、大涌谷を専門家が調査しました。最新の情報を下記に表示します。
箱根山「蒸気の勢いが低下」 専門家調査
火山活動が続く箱根山(神奈川県箱根町)の大涌谷で、東海大の大場武教授(火山化学)が2日、調査を行い、「噴き出す蒸気の勢いが弱まっており、地中の圧力が低下しているのではないか」と話した。
大涌谷周辺で採取した火山ガスの分析でも、地中の圧力が減っていることを示す結果が得られたという。
今回の火山活動活発化は、マグマ周辺から来たガスが途中の岩の層に一時的にブロックされ圧力が高まり、その後一気に解放されたことが原因とみられる。大場教授は「ガスが順調に抜けている。再び蓄積しなければ終息に向かうのではないか」と話した。
※美術館から大涌谷までは、直線距離で5km以上離れています。