【大涌谷】火山活動について 大涌谷周辺の半径およそ1キロメートルの立ち入り禁止措置を一部緩和
2015.08.22
神奈川県箱根町は箱根山の火山活動が落ちついている状況が続いているとして、大涌谷周辺の半径およそ1キロメートルの立ち入り禁止の措置を一部を緩和することを決めました。
ことし6月、箱根山でごく小規模な噴火が確認されたことを受けて、箱根町は大涌谷周辺の半径およそ1キロメートルの範囲に避難指示を出し、区域内の住宅や宿泊施設などへの立ち入りを禁止しています。しかし、この1か月近くにわたって、火山性地震が減少するなど火山活動が落ちついている傾向がみられることから、今月24日の午前9時から立ち入り禁止の措置を一部、緩和することを決めました。
具体的には立ち入り禁止区域のいちばん外側にある、宿泊施設や保養所などが集まっている地区への立ち入りを認めるほか、地区へ通じる県道も通行できるようになります。町によりますと、今回の緩和によって、ホテルや旅館、保養所など8つの宿泊施設の営業が可能になるほか、旅館で働く従業員の寮1棟と、別荘12棟への立ち入りもできるようになるということです。
一方、日帰り温泉施設1棟と会社の建物1棟の2か所への立ち入りは引き続き禁止されていますが、箱根町は「火山活動の推移を確認しながら段階的な緩和を検討していきたい」としています。
具体的には立ち入り禁止区域のいちばん外側にある、宿泊施設や保養所などが集まっている地区への立ち入りを認めるほか、地区へ通じる県道も通行できるようになります。町によりますと、今回の緩和によって、ホテルや旅館、保養所など8つの宿泊施設の営業が可能になるほか、旅館で働く従業員の寮1棟と、別荘12棟への立ち入りもできるようになるということです。
一方、日帰り温泉施設1棟と会社の建物1棟の2か所への立ち入りは引き続き禁止されていますが、箱根町は「火山活動の推移を確認しながら段階的な緩和を検討していきたい」としています。